お茶の実の油を搾る

お茶の殻を割り、実と殻を分けます

 
 しっかりと乾燥させたお茶の実をビニール袋の中に入れ、金づちなどで叩き、殻を割ります。殻を取り除き、実だけの状態にします。その後ミルや、フードプロセッサーで実を細かく粉砕します。粉砕することで搾るシリンダーにより多く充填できます。
 
 殻ごとミルで粉砕して、殻を取り除かずそのままでも搾れます。殻を取り除いて、粉砕しないでも搾れました。色々と試してみるのも良さそうです。
 

フィルターをシリンダーにセットし、お茶の実を充填します。

 
 フィルターをシリンダーにセットします。お茶の実は柔らかいので、フィルター無しで搾った場合、シリンダーの穴から実が飛び出してくることが良くあります。搾る際には、フィルターを使用されることをお勧めします。フィルターは市販のコーヒーフィルターでも使用出来ますが、弊社で販売している圧搾袋を切って使うと、強度もあってちょうど良いとのお声を頂いております。

圧縮し、お茶の実の油を搾ります。

 お茶の実の搾油には、SHiBORO-Pro65がお勧めです。お茶の実の油は、ツバキやゴマなどに比べてあまり良く搾れません。良く搾れたな、と思う実でも実の重量の10%程度しか搾れません。SHiBORO-mini やSHiBORO-Pro30でも搾れないことはありませんが、搾れる量がすごく少なくなってしまいます。また、電動搾油機シボラス では、少し力が足りないようです。
 
 お茶の実油を搾られるときは、SHiBORO-Pro65がお勧めです。

お茶の実の油が搾れました。

 今回は4gの油が搾れました。
 
 実を粉砕せず、殻をむいたそのままの形で充填したので、粉砕して充填すればもう少し油の量は多くなったかもしれません。
 

今回使用した、油しぼり機 SHiBORo-Pro65の詳細ページはこちらから。

  搾油機 油搾り機  SHiBORO-Pro65