油しぼり機SHiBOROは、全国の小学校やNPO法人、ホテルなどで、教育用の教材、体験イベントとしてもご使用いただいております。食育、環境教育などでご活用いただけるよう、サポートしていきたいと考えております。
東京世田谷にありますレストラン、Salmon&Trout 様にてSHiBORO-Pro30をご使用いただきております。今回は取材のためにお伺いさせていただきました。
今回はピーナッツとコーヒー豆を混ぜて搾っていただきました。
私からすると、初めての試みです。
油を搾り終わったところ。油にコーヒーの香りがかなり付いています。
搾った油を料理にかけていただきました。
ジャガイモとイチゴのピクルス、にんじんとお花を添えて。
今回ご協力いただいた森枝さんです。色々なお話をありがとうございました。今後も是非ご活用ください。
お客様がSHiBORO-Pro30で油を搾られた様子をブログで公開していらっしゃいます。許可を頂いて転載しております。とても楽しそうに使っていただいています。ありがとうございます。
http://blog.livedoor.jp/yuki1420/archives/1064560500.html
2017年01月24日
ツバキ油を搾る
生まれて初めて、ツバキ油を搾ってみました。
昨秋、裏庭で拾って乾燥しておいたヤブツバキの実、約1キログラムです。
このヤブツバキは、約10年前に防風林だった杉を伐採した場所に自然発生したものです。動物が運んできた種が発芽したようです。当時はニホンジカが、庭に来て食害することはなく幼木時も順調に生育し、数年前から実をつけるようになりました。しかし今は、シカが届く範囲のツバキの葉はすべて食べられています。ツバキの実もシカとの競争ですが、幸いツバキの下には雑草が生い茂っていたのでシカに食べられる前に拾うことができました。
まず、外側のかたい殻から中味をだし、蒸し器で15分ほど蒸しあげました。重さは、580gありました。
次に、蒸したツバキの実をすり鉢で細かくすりつぶしました。
その後、手絞り機械でゆっくり時間をかけて絞ると、油が流れてきました。
瓶に集めると、170㏄のツバキ油が搾れました。実の重量の約3割の油です。
早速パンに付けて試食すると、香ばしく思いのほかあっさりとしてとても美味しい味した。
油を搾る前に、ツバキの実はどんな味がするのか、蒸したヤブツバキの実を始めて食べてみました。口に含んで噛んだとたんあまりにも強い苦みに吐き出してしまいましたが、不思議なことに、絞った油は、苦みはほとんど感じませんでした。
丸一日がかりの作業でしたが、身近にこんなにもおいしい自然の恵みがあったとは発見でした。
ここ三陸では、昔からツバキ油を搾って食する習慣があり、大小迫ではなんと天ぷら油にも使っていたとのことです。高温に強く酸化しにくい油の性質から一升瓶に入れて保存し、かつては日常的に利用していた時があったそうで、豊かな暮らしでしたね。
お客様がSHiBORO-Pro30で油を搾られた様子をブログで公開していらっしゃいます。許可を頂いて転載しております。とても楽しそうに使っていただいています。ありがとうございます。
http://blog.livedoor.jp/yuki1420/archives/1064560500.html
2017年02月25日
エゴマ油搾り
昨秋に収穫したエゴマで油を搾ってみました。
まず、フライパンを火にかけエゴマを入れて弱火で軽く炒る。(α―リノレン酸は熱に弱い)
手動の油絞り機でゆっくり搾る。
エゴマの重量の約30%の油を抽出しました。
搾りたてエゴマ油を自家製野菜にかけて食べてみました。
さらっとした口当たりでくせがなく、風味は抜群です。
しかし、エゴマの搾りかすが思いのほか多く、無駄にしないためにそれを手作りこんにゃくに練り込んでみました。
エゴマ入りこんにゃくとコンニャクイモだけのこんにゃくを鍋に入れ熱を通しています。
煮上がったエゴマ入りこんにゃくに酢味噌をかけ刺身風にして食べてみました。
口の中に少々エゴマの粒が残りますが、わずかな香りも楽しめてまあまあの出来栄えです。
エゴマ油の搾りかすは、ヤギのユキも喜んで食べますが、もったいないのでふりかけや蒸しパン等に入れた再利用を考えています。
星野リゾート界 伊東 様では、地域で咲いているツバキを使われた「椿湯」や「椿油搾り体験」を行われています。「椿油搾り体験」では、SHiBORO-Pro30をご活用いただいております。ご使用風景をブログに掲載されていますので、ご紹介いたします。
八坂小学校での事例
当社から1番近い、八坂小学校で食育の時間にSHiBORO2をご活用いただきました。
その様子を少しご紹介いたします。
今日のメニューは豆腐チャンプルー と お味噌汁
材料の野菜を包丁で切ります。材料は極力地元の食材を使用されています。
炒め用油は、自分の分は自分で搾ります。
SHiBORO2を2台使用しています。黒ごまと白ごまをお好みで選んでいます。
黒ごまが人気な模様。
並んで搾ります。5、6年生の児童たちでしたが、1人1人が問題なく搾れていました。
搾り終わったゴマの「しぼりかす」はとても固くなりますが、専用の器具で問題なく取り出せています。
フライパンに落として炒め始めています。
その他具材も一緒に炒めて完成!
小学校での活動をマンガにまとめてみました。ご参考までに。
清洲第二小学校様の活用事例
清洲第二小学校様では、医王寺というお寺で採取した「かやの実」をアク抜き⇨乾燥⇨蒸し⇨煎りの工程を経て、搾油まで行うという体験学習を行われました。搾油の際にSHiBORO-Pro30をご活用いただいております。
山口農業高校の事例
山口県立山口農業高校の学生さんたちが、SHiBORO2を実習に使ってくれました。その活動内容がレポートとしてまとめられていますので、ご紹介します。