家庭用油しぼり機 SHIBORO  TEL0835-56-0210
印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

オリーブオイル

HOME | オリーブ

「自宅に植えているオリーブが実をつけました。しかし、油にすることが出来ません。SHiBOROではオリーブオイルを搾ることが出来るでしょうか?」このようなお問い合わせを何年か前から頂いておりました。ようやくオリーブ用の搾油機を作ることが出来ました。
 
オリーブオイルの搾油には大きく分けて4つの工程があります。
①粉砕 ②攪拌 ③圧搾 ④沈殿と濾過
 
 現代的な手法では、③、④の2つの工程は遠心分離機によって代替されることが主流の様です。昔ながらの方法としては、石臼のような機械で粉砕、攪拌を行い、圧搾し沈殿濾過を行います。SHiBORO-Olive を使った方式は、昔ながらの方式と、現代の方式の折中に当たると考えています。
 
 搾れる量は原料のオリーブに対して5〜8%程度。ゴマなどに比べて少ない搾油率です。正直に書きますと、工程も複数あるので、少しの時間で簡単に搾れるものでもありません。しかし、何度も実験を繰り返して、初めて油になったときはとても嬉しかったのを記憶しています。何度搾っても楽しいです。
 
 オリーブは摘み取ってから、なるべく早く搾油すると良いと言われています。SHiBORO-Oliveであれば、摘み取ってすぐに搾油することが出来ます。また少量のオリーブでも搾油出来るので、オリーブの育成の状態に合わせて、早いものや熟成したものを搾り比べるのも面白いと思います。


オリーブオイルを搾ろう


オリーブの実

オリーブの実を洗浄します。

オリーブ粉砕工程


オリーブ粉砕

  フードプロセッサーにてオリーブの実を粉砕します。粉砕と言っても、種を砕くことは出来ません。山芋などをすりおろす「おろしモード」のある機種を使用し、粉砕します。この粉砕の工程でオリーブの香りの70%が決まるとあるセミナーにてお話がありました。色々と試した結果、おろしモードでの粉砕が香りが立つと考えています。種が分離しますので種を使用してもしなくても良いのですが、オイルの品質、味に影響があると言われています。種が有ったほうが、圧搾の際に搾りやすくなりますが、1度に処理出来る量は種があると少なくなります。
 フードプロセッサーのオススメ機種は「パナソニックMK−K48P」です。
オリーブ粉砕

カッターモードで粉砕しても搾油は可能です。種の粉砕は出来ません。

オリーブ攪拌工程


オリーブ攪拌機

 電動攪拌機にて攪拌します。弊社製品です。攪拌はオリーブの状態に合わせて 30〜50分程度行ってください。この工程が油と油を引っ付けて搾りやすくする、大事な行程です。1度に600g程度のオリーブを攪拌することが出来ます モーターが羽根を回転させ、オリーブを攪拌します。回転羽根は取り外して洗うことが出来ます。

オリーブ撹拌
オリーブ攪拌機

 手動で撹拌することも出来ます。ここでは、象印の手動洗米機「DK-SA26」という機種を使っています。手動の場合でも30〜50分程度撹拌します。この画像ではキッチンポットを容器として使用しています。

オリーブ圧搾工程


オリーブ圧搾

撹拌が終わったら、不織布の袋を4枚程度重ね、その中にオリーブを入れて圧搾します。1度に600g程度のオリーブを圧搾することが出来ます。色々と試してみましたが、種も一緒に搾ったほうが搾りやすいです。圧搾の基本的な操作はSHiBORO-PRoシリーズと同じで、ハンドルを操作し、ラチェット機構で楽に搾ることが出来ます。
オリーブ圧搾

油とそれ以外の液体が一緒に搾り出されます。表面に油が浮いているのが見えます。

オリーブ分離、濾過工程


オリーブデカンタ

 流れ出てきた液体を、分液ロートという道具で油とその他に分けていきます。ロートに入れる際には漏斗を使うと便利です。
オリーブデカンタ

分離しているところです。上の層が油です。分離したらなるべく早く油以外の部分を捨てます。
オリーブデカンタ3

 分液ロートのコックを開いて不要な液体を捨てます。この際、分液ロートのフタはとり外すか、空気抜き穴と空気の通り道が合わさった状態になっていることを確認して、コックを開いてください。一般生活ではあまり馴染みの無い道具です。これを使う前には、注射器で油の部分を吸い取って分けていたのですが、これが難しくどうしても不要なものが混ざってしまっていました。分液ロートは慣れるととても便利で、オリーブ油とその他の分離には欠かせない道具になりました。ぜひ使われてください。
オリーブ濾過

 分離された油をコーヒーフィルターにて濾過します。色々と試してみましたが、ここでは「ハリオ 三角錐型 1〜6杯用」を使用しています。油が落ちなくなったら、フィルターを交換してください。

オリーブオイル完 成



 濾過が終わればオリーブオイルの完成です。綺麗な緑色になりました。オリーブが若く緑色だと、オリーブオイルも緑色が強くなるようです。蛍光灯、LED、太陽光でオリーブオイルの色が違って見えることもあります。またカメラによっても色味にバラツキが出るように感じています。
  オリーブオイルは高温にならない状態で、直射日光に当たらないように保管してください。なお、なるべく早くご使用されることを推奨します。

オリーブ搾油機
オリーブ搾油機
オリーブ搾油機
オリーブ搾油機

オリーブ攪拌機
オリーブ攪拌機
オリーブ攪拌機

オリーブ搾油の弊社外商品のご紹介

圧搾機、攪拌機以外の必要な道具をご紹介します。弊社が販売する訳では有りません。Amazonへのリンクを張っておりますので、そちらでご購入ください。



おろし金が付いたものが良いと考えています。種と果実部分がキレイに分離される優れものです。カッターモードのみのフードプロセッサーでも油は搾れますが、香りの立ち具合が違うように感じます。



手動で攪拌するなら最適です。炊飯ジャーの中にオリーブを入れて手動で攪拌します。



もう分液ロート無しの沈殿は、私は考えられません。出会えて良かった。上澄みを注射器で吸い取るやり方にはもう戻れません。



分液ロートを置く台です。6個分液ロートを置くことができます。



分液ロートに液体を入れるときに使用します。あると大変助かります。お手持ちのジョウゴがあれば代用可能です。



色々とコーヒーフィルターを試しましたが、この形が濾過にちょうど良かったです。円錐型でなくても濾過はできますので、お手持ちがあれば代用可能です。




お客様オリーブオイル搾り体験レポート 


 近畿地方にお住いのお客様に、SHiBORO-Olive&Juiceご使用いただきました。そのご様子をレポートにまとめてくださっています。ありがとうございます。ご使用事例としてご紹介差し上げます。綺麗な緑色のオリーブオイル、青っぽい香りがしたとのことでした。うまくいって、私もとても嬉しいです。

 オリーブ粉砕

デロンギマルチフードプロセッサーで、おろしである程度種を取り除きました。

 攪拌

カッター、攪拌も続けて行いました。

 オリーブ圧搾

搾油機にセットし、搾ります。びっくりするほど液体が出てきました。
ラチェットのおかげで回しやすい方向で支えのハンドルを持ちながら回します。
中の実が飛び出すこともなく、スムーズに搾油が進みました。

オリーブ沈殿

分液しているところです。
青い実でしたので油の量は少ないのかもしれません。ロート台を注文していますが間に合わなかったので、ペットボトルで代用しました。

オリーブ濾過

コーヒーフィルターで濾しています。
とっても思い入れのある美しいオイルです。


 今回、オリーブ搾油機をお譲りいただき、本当にありがとうございました。
オリーブを手搾りすることは大変な手間をかけないといけないことが分かりました。
 実を粉砕することも大変ですが、何よりも搾油がこの搾油機が無いと5分の1もできなかったのではないかと思います。何と言っても絞ることが楽しいです。
 2回の搾油をしましたが、とっても楽しく作業を進めることができました。
液体はとても出てきやすい印象です。作業はとても楽しく、娘と一緒に貴重な経験をさせていただきました。また熟成させた実も絞ろうと思います。 (近畿地方在住のお客様より SHiBORO-オリーブ&ジュースをご使用いただいております。)


製 品 詳 細

  SHiBORO-オリーブ&ジュース   オリーブ攪拌機
品番 0P-09A 品番
IOK-01
価格 110,000円(税抜き) 価格 100,000円(税抜き)
外形寸法 幅×奥行×高さ(cm) 30×22×(最小)38(最大)450 外形寸法 幅×奥行×高さ(cm) 24×15×29
重量 約9.6Kg 重量

約3.5Kg

搾油時のハンドル操作方向 横方向  電源 AC100V 50/60Hz
加圧力 約1200kgf(約92kg/㎠) 消費電力  20W
シリンダー容量 800cc(オリーブ約600g充填可能)  回転数  50Hz 16.6r/min 
60Hz 20.0r/min
搾油率 5〜8%    
参考

1度に搾れる油の量は、搾る種子の種類、状態、搾油時間、温度等によって変化します。

搾れる量がカタログ値よりも少なくなる場合もありますし、多くなる場合もあります。

   
本体材質 主としてステンレス (ピストン等一部にメッキした鉄を使用)    
トルクリミッターの有無 無し  

 

操作対象年齢について

大人の方がしっかりとサポートしてあげれば、油をすべて搾りきれないまでも、小さいお子様でも油を搾ることは出来ると思います。幼稚園年長さんのお子様でも油を搾ることが出来ました。ただ、最後まで搾りきるのは難しかったようです。

 

 

内容物

シリンダー、油受け、
バット

   

HOME | オリーブ